彼の嘘 彼の本音
「…夢ー。」
「ん?」
「下向かない。」
「…。」
「下ばっかり向いてると、猫背になって姿勢悪くなって、そのうち胸まで下がるんだからね。」
「え、それやだ。」
玲奈ちゃんに言われて、慌てて姿勢を正す。
見上げた玲奈ちゃんは相変わらず背筋がスッと延びて綺麗に立っている。
「なんで夢が下向く必要があるのよ。」
「…だって、」
「だって?“あたしには藤真君と似合わないわ”って?」
「…。」
「…まさかだけどそんなこと、思ってないよね?」
「…思って、ない。」
「返事が遅い。しかも歯切れ悪い。」
「だって、…皆綺麗だし。可愛いし。」
2年も付き合って何をいつまでもと思われるだろうけど、
やっぱり、いつまでも不安になる。
好きになればなるほど、一緒にいればいるほど、
不安も嫉妬も、独占欲も大きくなる。
「ん?」
「下向かない。」
「…。」
「下ばっかり向いてると、猫背になって姿勢悪くなって、そのうち胸まで下がるんだからね。」
「え、それやだ。」
玲奈ちゃんに言われて、慌てて姿勢を正す。
見上げた玲奈ちゃんは相変わらず背筋がスッと延びて綺麗に立っている。
「なんで夢が下向く必要があるのよ。」
「…だって、」
「だって?“あたしには藤真君と似合わないわ”って?」
「…。」
「…まさかだけどそんなこと、思ってないよね?」
「…思って、ない。」
「返事が遅い。しかも歯切れ悪い。」
「だって、…皆綺麗だし。可愛いし。」
2年も付き合って何をいつまでもと思われるだろうけど、
やっぱり、いつまでも不安になる。
好きになればなるほど、一緒にいればいるほど、
不安も嫉妬も、独占欲も大きくなる。