最恐ドクターの手懐けかた II







大切そうに赤ちゃんを抱きながら、遠藤先生は私に言う。




「奈々、ありがとうな。

……頑張って生んでくれて。

俺を父親にしてくれて」





ううん、私こそお礼を言いたい。

性格が悪くて、服装の趣味なんて破壊的に悪い遠藤先生にこんなにも惚れるなんて。

そして、こんなにも幸せな気分を味わうことが出来たなんて。

私は遠藤先生と結婚出来て、その子供を産めて幸せだ。

……そう、最高に幸せだ。







「これからもよろしくな、奈々」





遠藤先生に、最高の笑顔を返していた。






ー完ー



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