僕と、野獣系の彼女
口の中がカラカラに渇いている

何か飲みたい

リンの座っているベンチ...

残念ながら、そこにはビールしか無い

僕は一応、うわずった声で聞いてみる

社交辞令として

「誰、から?」

リン、ちょっと落ち着いてきたのか、ポツリポツリと話し始める

その物好きとは...

1学年上の、バスケ部のエース

学業の成績も優秀、しかもイケメン

女子生徒たちの憧れの的

名前を聞いて、いくら交友関係の狭い僕でも

思い出した

ああ、あのイケメン先輩が

リンを、射止めたってことか...

何とも、物好きなことだ

ひとしきり話し終わった後で

ふうう...と深いため息をつくリン

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