愛されすぎて・・・




何言ってんだよ・・・


なんで、そんな可愛いことばっかり言ってくるんだよ・・・


さっきから心臓がうるさくて、鳴り止まなくて、呼吸もうまくできないほど苦しいのに・・・



「真司顔が真っ赤だよ??・・・ふふっ」


「結菜のせいだからな!」



こっちは理性抑えるので必死だっつーの!


さっきから・・・いや、ずっと前からだけど可愛すぎるから。


「なぁ。結菜」


「なに?」


首をちょこんと少し傾ける仕草でさえ、可愛いとか愛おしいって思ってしまう。


「風邪が治ったら、デートすっか?」


「え、本当!?」



熱が嘘のように嬉しそうな顔を見せてくれた。


それだけで、俺は充分幸せだな。


結菜に始業式まで会えないと思うと、寂しいから。



「どこ行きたい?」


「夏だからね・・・ん〜・・・海っ!」



キラキラ目を輝かせてそう言う結菜。




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