I am ghost. ~私がココにいる理由~
「鷹之。」
「何だ」
「私といつ結婚してくれるの?」
「……まだ先だろ」
「私、今すぐにでも鷹之と結婚したい」
「でも、沙夕はまだ未成年だろ」
「もう二十歳になったわよ!
去年、二十歳のお祝いは一緒にしようって言ったのに!
誕生日さえも忘れちゃったの!?」
「…悪かったって!今日は祝おう、な?
そんな顔やめろって。風呂でも入ってこいよ」
「………」
何も言えなかった
優しい鷹之だから
私は言われた通り、お風呂に入った