忘れられないギターの音色

その友達、莉央は私に
「告白しなよ!」
っていつも言っていた。

でも私はいっつも
「私みたいなでぶ。無理だよ。」
って言っていた。
そう、莉央の言葉を聞くまでは。

いつもと同じように
私と莉央は話をしていた。
すると莉央が
「うみの好きな高橋くんいるじゃん?
高橋くん・・・うみの事すきなんだって!!」
え?私?私は嬉しいって言葉しか
出なかった・・・。

莉央に誘われ高橋くんに
告白する事になった。

でもあの時の言葉がよみがえる。
「うみ!頑張って!」

莉央は私に背中を押してくれた。
「高橋くん・・・・よかったら
うちと・・・つきあって?・・・・。」

私はゆった・・・。

「意味わかんねえ。
ちょっと相手したぐらいで
いい気になんなよ!でぶ!!
しかも今俺はお前の親友の
莉央とつきあってるから
お前とはつきあえない。」
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