忘れられないギターの音色
「1・2・3組は右で
4・5・6組は左か!」
私は1人でぶつぶつ
いいながら左の方へ
歩いていった。
「・・・4組・・・5組・・・
6組だ!!」
ドアの前で立ち
ドアをあける。
『ガラッ』
みんながこっちをみる。
え??勢いよく開けすぎた?
とか思いながら黒板にある
座席表を見た。
「清水・・・・清水・・・
窓側の一番後ろだ!」
私はまた1人でぶつぶつ
いいながら窓側の一番後ろの
席に鞄をかけて座った。
すると
『ガラガラガラガラ』
と誰かが入ってきた。
そしたら私が入ってきた
時と同じ様にみんなは
その人の顔をみる。
その人は頭にはてなマークを
うかべて首を横に曲げた。
面白いなとか
思いながら私はその人を
みていた。