忘れられないギターの音色

「西かあ!」
わたしは返した。

「清水って部活はいる?」

「歌うのが好きだから
バンド系入ろうと思ってるんだ!!」
私がそう答えると

「まぢ?俺もバンド系
はいるつもり!ギター好きだから!」
と楽しそうに言った。

「同じ部活とか奇遇だね!」

「おう!」



「じゃあ廊下に並んで〜」
と先生が言った。

私たちは先生の話しなんか
ちっとも聞いてなかった。

やば。先生の名前わかんない。
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