不合理なオフィスラブ 〜嫌いな同期との攻防戦〜

バックハグからギュッと抱きしめられ、ヤツの腕の中に包まれる。



微かなミントの香りが鼻を掠め、本物の天宮なんだなと実感して、安堵と切なさが入り混じって胸が苦しくなった。



今もなお上下する肩に、息切れ状態のヤツを背後で感じて――。



泣きたくなるほどの衝動にかられた。


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