南くんの花嫁( 猛 烈 修 行 !! )

それなのに……。


分かってるよ?
瀬那が私と二人暮しするためにバイトを頑張ってくれてるんだってことくらい。


だけど、試験勉強にバイト、疲れて帰ってきた瀬那に待ってる大学のレポート……。どう考えても瀬那の負荷が大きすぎるよ。


私もバイトするから2人で頑張ろう!って提案しても『俺が頑張るから、余計なこと考えなくていい』なんて言って、瀬那は私がバイトすることに賛成してはくれない。


私は一緒に頑張りたいんだよ。
瀬那を頼りにしてないとか、そんなんじゃなくって……瀬那と力を合わせて色んなことに向き合っていきたいの。



「夫婦って、そういうものじゃないのかな」



少なくとも私は、瀬那とそういう夫婦になりたい。お互い頼りあって、支えあって、2人で乗り越えて……。良いことばかりじゃないけど、それでも2人一緒なら大丈夫だねって笑い合えるような、そんな関係でいたい。


こんなんで、私たち本当に夫婦になれるのかな?



……って、ダメダメ!
私ってば柄にもなく今すごいネガティブじゃなかった?


なれるのかな?じゃない、なるんだよ!!
しっかりしろ、佑麻!!!



───〜〜♪♪♪


───ビクッ


テレビも付けずソファに沈んでネガティブを発動していた私は、突然鳴り響いた着信音に飛び起きる。



も、もしかして瀬那かな!?

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