ふわふわちゃんとチャラ男くん

真昼の1日


〜♩

パチッ

「…」

私は小出 真昼(コイデ マヒル)。一言で言うと真面目です。現在7時。余裕の起床。

ふあ…

「あー昨日の夜ゆなからLITEきてる…なに…?『うさぎっていつ寝るか知ってる?』って、知るか!」

…あーなんか目覚めた。流石ゆな。

「『あ ほ 。は や く 起 き な 』っと。」

はー…起きよ。時間は余裕だけど。朝ご飯も自分でサッと作って食べる。お弁当もサッと作る。洗い物までして終了ってとこ。

「お母さーん?早く起きてね〜あたし先に出るよー」

『わかってる〜』

お母さんは今日は遅出の日でゆっくり寝てるみたい。

ふう

「いってきまーす」

「真昼」

「伊弦おはよ」

歩いてると後ろから伊弦に声を掛けられて大まで一緒に行くのもいつも通り。…って言っても実はあたしは伊弦が好きで。ゆなと初奈にはバレてるんだけど。

「あ、真昼と伊弦じゃん。おはよ」

ニヤニヤ

「初奈」

あーよりによって初奈か〜〜めんどくさい(笑)

「お二人さんなんで一緒に来てるんですかね?そういう関係ですかね?」

「初奈、違うから。」

「伊弦、どーなの?」

「別に…会ったから一緒にいるだけ」

うーん…辛い…伊弦って奥手な上に正直だから…

「わぁ!真昼と初奈〜!おはよ〜」

「ゆな〜」

「どしたの?あっ、真昼!昨日の夜LITEで質問したのに返してくれなかったでしょ〜!」

あぁ、安心した…ゆながふわふわしてるからいつも空気を変えてくれる気がする。

「いづにもおんなじ質問したんだよ」

「あー、ゆなのバカらしい質問に答えきれなかった」

「いづはほんとにめんどくさがりなんだから〜」

「ゆなってポジティブ…(笑)」

「いつもだろ」



そんなこんなで一日が終わり。




「あれ、雨だ!雨降ってるよ〜」

ゆなは雨で何故そんなに嬉しそうなのか。

「ゆな、濡れて帰るとかやめようね」

「うん、諒前一緒に濡れて帰ってくれたからもうしない〜」

「ゆな、恐ろしい子…(笑)」

千智でさえも諒のゆなについていけることを尊敬してる目をしてる(笑)

「初奈と純夏は当然一緒に帰るんでしょ?」

「当たり前〜遊びに行くし」

「カラオケ行くの」

「ゆなと諒は?そのまま帰るの?」

「うん!」

「ゆな送ってそのまま帰るよ」

「理玖斗は?」

「部活」

「千智は…ってもういないし。今日お兄ちゃんにイタズラする日!早く仕掛けなきゃ!とかって早く帰ったもんねそういえば」

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