ふわふわちゃんとチャラ男くん
初奈達が来てもう1時間半。2人はあったかいお部屋だからか眠たそうに携帯いじってる。諒は伊弦の料理を手伝ってる。あたしはというと…
「あっこらゆな!そんなとこ行かないで!」
「えっだってこれ取りたいもん!」
…真昼とゲームの真っ最中です。
キャーッ
「すぐ死んじゃう〜!」
ピーンポーン
「あっ!今度こそ理玖斗と千智だよ!」
「私たち出てくるー!」
バタバタ
「騒がしいないっつも」
「まぁまぁ、そこがゆなの可愛いとこって言ってたじゃんお前」
「お前はどーなんだよ、真昼と」
「…ま、それは置いといて」
「はぐらかすね〜ま、分かってるよーなもんか」
バタバタ…
「やっぱり千智と理玖斗だったよ〜!」
「こんばんはー!ゆなと諒は今日2回目だね!!」
「千智来た瞬間からうるさ(笑)」
「初奈また男引っ掛けたんでしょ知ってるよ?(笑)」
「うわ、なんで千智も知ってんの?(笑)」
「なんでってそりゃ…ゆなからかな?(笑)」
「千智も男いないからって男にすぐベタベタすんの知ってるからね?(笑)」
「何よ〜そんな言い方ないじゃない〜(笑)」
「ふ、2人とも男好きなことしかわかんないよぉ?」
「…ゆな、バカ」
この静かで優しい眼鏡少年は睦月 理玖斗(ムツキ リクト)大学でも静かなんだけど真面目で優しいの。部活してて、陸上なんだけど、いっつも頑張ってるイメージだなぁ。
「ゆなは余計なこと喋らない方がいいかもね。あ、伊弦、諒。これ、酒のつまみにいいかなって買ってきた。」
「お、理玖斗いいもん買って来てくれたな〜」
「てか理玖斗、さっきの言葉きついわゆな泣いちゃう(笑)」
「大丈夫だよ、ゆなは」
「泣かないもん!!理玖斗の言葉なんかでなかない!」
ぷくう
「あら〜膨れちゃった。可愛い♡」
「ゆーな」
「千智、お腹空いた…」
「ほら、ご飯のことしか考えてないよ」
「ご飯?もう出来るよゆな」
「ほんとっ?伊弦、もう食べれる?!」
みんな揃ったし、みんなでお鍋を食べようの会です。