婚約破棄するつもりでしたが、御曹司と甘い新婚生活が始まりました
えへへ、大成功!

彼から離れようとしたら、パチッと目を開けた彼と目が合い、背中に腕を回され抱き締められた。

「あっ」

間抜けな声を上げれば、彼がニヤリ。

「瑠璃の方から誘ってくれるなんて嬉しいな」

「べ、別に誘ってなんか……。これはつい出来心……⁉︎」

言い訳しようとしたら、彼の唇で口を塞がれ……。

朝からそのキスに翻弄された。
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