White girl

始まり

~雫 side~






まだ日も昇らない朝

薄暗い部屋で目を覚ます。



部屋の中央にはキングサイズのベッド。



そして私の隣には裸の男が
寝息をたてている。





私は起こさないように、と

静かにベッドから出て床に散乱している下着を拾った。






今日だっけ、始業式…。





朝が苦手な私は頭をクシャっと掻いてから下着姿のまま自室へ向かう。






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