White girl

正体

~雫 side~




自室のベッドの上


「………なんなのあいつ。」


結局あのまま帰ってきてしまった私はすぐさまベッドに飛び込んで、今この状況である。


強引かと思ったらちょっと優しくて、

けどやっぱり身勝手で何考えてるか解らなくて…



「……関わりたくない」



関わったら、私が今まで築き上げてきた何かが
内側から壊されるような…

そんな予感がする。




朝よりも濃く脳裏に焼き付いたあの目を取り払いたくて、シャワーを浴びることにした。




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