自分の正体
第6話

ん〜…………よく寝た〜…

葵:「起きたね。どう?体調は」

零:「大丈夫」
葵:「よかったね。でもしばらく安静にしててね。今から色々話があるけど大丈夫?」
零:「まぁ…いいよ」
葵:「辛かったら言ってね」

星と聖と杏と燐と知らない人が入って来た。
和:「初めましてだな。私は和(なごみ)だ。よろしくな」
零:「よろしく…」

零:「葵、話ってなに?」
葵:「貴方に関すること、色々ね」

和:「まずは…力についてだっけ?妖力と霊力の違いは話したんだよな?」
聖:「うん。本当の基礎のとかは話したから零の力が何か調べて欲しいな」

寝起きだからかな…話が全くわからないし,ついていけない…

和:「わからなくてもいいからとりあえず聞いてくれな。まず、私たちには2つの力がある。その種族にしか使えない力と自分だけの力があって、それを組み合わせたりもできるんだ。」

零:「質問いいか?違う種族同士で子供産んだらその力とかはどうなるんだ?」
和:「例えば犬と猫が子供産んだらな、子供は犬か猫になるんだ。絶対にな。混ざらないんだ
だから、犬の姿をして生まれた子供は犬が使える力が使えて猫が使える力は使えない。わかった?」

零:「ま…だいたい…」

和:「なら、みんなの力言ってもらおうかな、星から聖、杏、葵、燐の順番で、最後に私言うから」
星:「私は相手の考えてることがわかって、………あれ?もう一つなんだっけ?あんま使ってないから忘れたわ」
和:「お前な〜…記憶をいじれるんだ〜って言ってただろ」
星:「あ、そうだった」
和:「はあ…聖、よろしくな」
聖:「私は、空間を操れるのが種族にしか使えない力で、もう一つは相手の力を計ることができる力。」
杏:「私は読んだものなら忘れない力で、もう一つは…ものを腐敗しないようにできる力。これは生き物には使えないから」
葵:「私は相手の傷を治せる力と材料あれば薬をすぐ作れる力かな」
「燐:俺は相手の記憶を思い出す力と相手に乗っ取ることができる力」
和:「私は、相手の力が何かわかる力と老いない力かな?」


ヤバい頭パンクしそうだ………

< 53 / 81 >

この作品をシェア

pagetop