アネモネ ~あなたを信じて愛す~
遊びにも誘ってくれなくなったし
メールや電話の回数も減った

そして、ある日の朝
登校すると下駄箱に一枚の紙が入っていた


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皐月へ
ごめん。別れよう。
俺一人で決めてごめん。
皐月にはもっといい人がいると思う。
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私の頭の中は真っ白になった

この日1日は周りに知られないよう
泣かないように必死だった
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