逃げ恋
この日もいつも通りに出勤。
いつも通りの店
いつも通りのメイクにドレス。
ヘアセットはもちろん無し。
正直お客さんに色かける気すらも無し。
いつも通りの客足に
いつも通りの常連さん。
しかしこの日は
いつもと違うことが1つ。
店長「葵(私)あの席次行って」
小鳥「え?」
思わず聞き返す。
店長「笑」
「ほんまごめん、あの席行って来て〜〜笑」
小鳥「私あの席行かないって知ってますよね?」
店長「そやねん。」
小鳥「いやいや」
店長「そやねん。けどな、ほら店見て?誰もおれへんやん?笑
あそこ行くの葵(私)しかおれへんやん?笑」
そう言われ見渡して見ると
確かに女の子も少なく
いつの間にか席もひと卓に。
小鳥「や、で、でも、あの席は〜…」
何を隠そう小鳥はウブなのです。てへ
誰だ今疑ったやつは?
結果ホストを好きになったやつが
なにをほざくかと?
小鳥25歳にて水商売初体験なうv
クラブ、コンパ、夜遊び未経験なうv
初彼が元旦
7年の時を歩みそして離婚gEND
今に至ります。
小鳥「私、若い人苦手って言ったじゃないですか」
(いやお前も十分20代な。)
店長「ほんんっまにごめん!
常連さんやねん。見たことはあるやろ?
(確かに後ろ姿を見たことはある…)
奥の人はいつも凛(先輩)指名で
手前の子は絶対指名くれへんけど
ドリンクくれるからきちんと
交渉してや?」
小鳥「…」
店長「大丈夫!あの子めっちゃイケメンやで!」
小鳥「それ関係ないですから。」
店長「ごめんやん。笑」
「葵なら指名とれるってb」
小鳥「取れなくても私は知らないですよ」
店長「も〜そんな怒らんと
全然構わんからドリンクだけお願いな☆」
小鳥「はぁ〜〜…」
店長「ため息ため息www」
と言うことで
しぶしぶ席へGO.