初恋のカケラ【3/13おまけ更新】
特別な日でなくても

「クルミ先輩♪昨日は相良さんに会えました?」

「うん」

ほんの数時間だけど一緒に過ごす事が出来た。
相良さんのおかげでクリスマスディナーまで堪能できて、その後も……

「ふぅーん、楽しかったみたいですねぇ?」

ハッとして愛羅ちゃんを見るとニコニコ、いやニヤニヤとして見ていた。

「相良さんが早くに連絡くれて、ご飯も一緒にできたし」

「そうですよねー。付き合いたての彼女が居たら頑張って仕事終わらせちゃいますよねー」

「う、」

こんな時の愛羅ちゃんは意地悪だ。まぁでも私たちの事、色々と気づかってくれたんだからこのぐらいの事は我慢しよう。

「じゃあ、この前の買い物の成果はあったんですね?」

瞳をキラキラとさせて問う愛羅ちゃん。
買いものの成果といえば……

「せっかくだったんだけど、今回はお預けで」

「うわっ、お預けってクルミ先輩って結構……ですねぇ?」

大きな瞳をさらに見開いて驚いてるけど、もうすでにお店でワインのボトルを開けた私たちは次の日の事も考えて、また今度にしようとうちではアルコールは飲まなかったんだけど……、

て、もう一つの買い物を突然思い出し、

「や、違っ、そうじゃなくてっ。お酒っ、お酒の事、だよ?」

「なーんだ、つまんない」

愛羅ちゃん。つまんないって……
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