在りし日の青春は彼女たちに委ねられている。





『そんな事より、
早く食べないと授業始まるー!』




そう言って渚は重箱のお弁当を


空にしていく。





そんな渚を見ながら





笑っている人がいたり、



ちょっかいをかける人もいる。






そうして、またいつもの光景に戻っていく。





それで良いのかもしれない。










でも私はやっぱり、









あの青春を取り戻したいのだ。




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