地味なあの子は有名人?

貴奈

次の日
愛梨は本当に教室へやってきた

「椎野さん☆お友達になろ」
いきなりの事に椎野は言葉を失っている状態
クラスの全員がこっちを見ていた

「とりあえず屋上にでも行くか」
「いくいくー☆」
松原の一言で屋上に行く事になった


「北乃くんの知り合い…?」
俺に椎野が聞いてきた

「椎野さん覚えてないのー?私の事助けてくれたじゃん。」
「あっ…あの時の…」
「あの時はありがとう。お礼言えなくて…ごめんね。」

「気にしないで下さい。私が勝手にやった事ですから…」

「何、何ー?2人になにがあったの?」
松原は興味しんしん。
「お前は黙ってろよ。」
そう言って俺は松原にけりを入れた
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