雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。





「なんか言ったか?」



「ううん、何も言ってないよ。
ありがとうっ」




私は、何もなったように太陽の傍を歩く。








ねえ、太陽。



太陽が、ちゃんと全てを話してくれたら。


私に伝えてくれたら。



もう一度だけ、自分の気持ちを言ってもいいかな?



今度は、避けられても、ちゃんと伝えたい。



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