雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。

∟最後の雨の日 side.太陽






「な....でっ、」




目の前で悔しそうな顔をする最愛の彼女。




「美雨?」



「なんで、いつも太陽は、本当のことを言ってくれないのっ!?」




俺の腕を力強く握りしめながら、そう言った。




「......っ、」



図星だった。
美雨の言う通り、俺は美雨に何も話していない。



ちゃんと話さないといけないのは、わかってる。



わかってるけど.....っ、
それでも、できるなら美雨に話したくない。


< 213 / 259 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop