雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。
「ああ」
「私のこと、好きなんかなかったんじゃ、ないの?」
中学の時、聞いたあの言葉。
太陽は、私のことなんて、好きじゃないと思っていた。
最近、私のことが好きになったのなら、別に気にすることでもない。でも、あの言葉が気になるのも事実。
「何の話だ?」
「中学の時に、太陽が友達に『美雨のこと、好きじゃない』ってのを、聞いちゃって....」
自分で言って、チクリと痛む私の心。
太陽は、当時のことを思い出すかのように、指を顎にやる。