雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。




なに、これ......



なにかの、夢?




「い.....か....」




なんだろう?



夢、にしてはちょっと違うような...。




「美雨っ!」




大きな声にハッとして、私を支えてくれる太陽を見上げる。




「た、いよ?」



「美雨?しんどいのか?」




心配そうに私の顔を覗き込む。




「あ、ううん、違うの」




さっきのは、なんだったんだろう?


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