七色セツナ。1



「うん。

私、真季乃の所
行ってみたかったんだよね」


「もー!

花凛ねーさんなら、いつでも大歓迎だって!」


「じゃあ、その時は皆で行ってみるか」


朱羽が
花凛の頭をポンポンとしながら撫でた。


「朱羽も教習入るなら、
放課後遊べなくなるもんね?」


「まあ、急いで取りてェからな」


「そんなに厳しいんだ?おうち」


「・・・いや、取りたい理由の大元は、
それじゃねーんだけど……」


「ん?」


朱羽の長い前髪がサラッと揺れると、
その間から優しい瞳が花凛を見つめた。


「・・・花凛には、その内分かるよ」


「?

ふーん」



< 50 / 318 >

この作品をシェア

pagetop