お前は俺だけの女だからな
「いやいや、私のほうこそ急に仕事をさせすぎたね。
自分の部下の体調の異変に察してあげられなくてごめんよ。
眠って体調は、ある程度は回復したかね?」
そう優しく、蓮さんは尋ねてくれた。
「おかげさまで、だいぶん回復しました。
ご迷惑をおかけしました。明日からは仕事に復帰します。」
「そう言ってくれると助かるよ。
エクシアも未来は、この新たな事業に懸かっているといっても過言ではないからね。」