お前は俺だけの女だからな




    「いやいや、私のほうこそ急に仕事をさせすぎたね。



   自分の部下の体調の異変に察してあげられなくてごめんよ。




    眠って体調は、ある程度は回復したかね?」




   そう優しく、蓮さんは尋ねてくれた。




   「おかげさまで、だいぶん回復しました。



   ご迷惑をおかけしました。明日からは仕事に復帰します。」




    「そう言ってくれると助かるよ。



    エクシアも未来は、この新たな事業に懸かっているといっても過言ではないからね。」




< 48 / 69 >

この作品をシェア

pagetop