恋桜は 咲き誇る 下巻
第十四話 裏切りのキスと選択
翌日の練習後。
今度は、花園さんと奏が呼ばれて、私と松原君が話し合うことになった。
ホントに、別れたみたい。
私は、胸が痛かった。

「お前と奏、別れたのか?」
「え。何言って」
「二人の関係は、知ってる」

「松原君には、関係ないでしょ」
「俺にしろよ。俺だったら、泣かせない」
と同時に、松原君はキスしてきた。

え。
何が起こったの?
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