永遠の愛を(番外編も完結)
誓い
そして

母との再会を果たしたあの日から数ヶ月が経過した大安吉日の今日。

私の人生において一番の奇跡が、今、まさに私の身に起きていた。

仕事上、これまで何度も耳にしてきたこれらの言葉。

それを今、こうして彼の隣で聞いているこの現実が、今もまだ夢なのではないかと、どこか信じられない気持ちでいっぱいだけど。

私の目線の少し見上げた先に立つその人物は、間違いなく今度は私に向かって優しく問いかけた。

「新婦美麻ーー

あなたはここにいる慶斗を病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、夫として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」

慶斗さんと同じ時代にこの世に生を受け、こうして彼に出会えたこの奇跡を噛み締めながら

「はい…」

私は今、神の御前で慶斗さんへの永遠の愛をーー

「誓います。」




〜 FIN 〜
< 328 / 362 >

この作品をシェア

pagetop