永遠の愛を(番外編も完結)
コンビニの中には幸い、同じ学校の生徒はいなかった。

家に戻るまでの道中も先輩は私の気持ちを汲んでくれて、彼から少し離れた前を私が歩いた。

常に姿が見えていないと心配だから…と。

先輩の隣を歩くのも緊張したけど、後ろを歩かれるのはもっと緊張した。

自分の全神経がずっと背中に集中している感じ。

ヨシおばあちゃんの家に着く頃にはグッタリと疲れ切ってしまった。

冬なのに、背中にじんわりと汗をかくほどに。

先輩には、同じ理由で学校でも今まで通り他人のフリをお願いした。

もちろん、私と先輩が同居している事も内緒で。

先輩は快く了承してくれた。
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