隣にいてもいいですか?







そんな会話をしたあと、大空はまた続けた。







「すぐ落ち込むし、めんどくさい、だから扱いに困る。
だけど、嫌いじゃない。」





「そうなの?…良かった!!嫌われてるかと思ってた………」






「好きとは言ってないからな。」





「分かってる分かってる!それでも嬉しいの!さ!行こ!塾!!
うまい棒買わないとね〜!」






「…そんなに嬉しいかよ。」





その声はあたしの耳には聞こえなかった。





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