車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
ボールは、転がるようにして
リングの中に。
一瞬の出来事だった。
決まった!?
埼玉32-38東京。
また、一歩こちらがリードした。
観客も大歓声だ。
東京フェニックスの応援も強くなった。
「なるほど……確かに攻撃がしっかりしている。
ならば、俺らも本気を出さないといけないようだ!」
ククッ……と笑う中山選手。
本気?
じゃあ、今までの試合は、
本気ではなかったって言うのか!?
余裕の笑みをこぼす中山選手と水野選手。
だが、それなら俺も美堂も負けてはいない。
「それは、どうかな?
世代は、すでに新しくなっているんだ。
油断するとあっという間に追い越してやるぜ」