車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
「は、はじめまして。翼君。
二階堂結衣です。よろしくね」
笑顔で挨拶をしてきた恋人。
俺は、フンッとそっぽを向いたが
内心は、驚いていた。
何だよ……フラれたとか言いながら
ちゃんと新しい彼女とか居るじゃん。
くだらねぇ……。
「あんた……変わりもんだな」
俺は、思わずそう口に出した。
「今……何か言ったか?」
一瞬声が低くなるおっさん。
ビクッ!!
だから、怖いんだって……。
するとおっさんは、ため息を吐いた。