心の闇



天海「美優ちゃーん!おっはよー!」



『おはようございます!(ニコッ)』


奏「おはよ。」


『おはようございます(ニコッ)』


徠斗「はよ…。」

相変わらずだな。



夢唯「美優ちゃん!おはよ!」


こいつ大っ嫌い。


『おはようございます(ニコッ)』


はぁ、作り笑い疲れる。



しかも、何でこいつらにおはようございます言わなきゃなんねぇんだよ。

朝から疲れるわぁ。



あっ、乖離にちょっとダメージ与えてやろっと。


『あれぇ?翔くんだっけ?翔くんはどうしたの?今日いないね。』



すると乖離が固まった。


奏「…っ。あいつアメリカ行くんだってよ…。」


ふーーん。


翔アメリカ行くって嘘ついたんだ〜。


面白いなぁ。


『えっ…!そうなんですか…。乖離はやめたんですか?』


奏「っ…。翔はやめたよ…。」


知ってるw



『ごめんなさい!余計なこと聞いてしまって!本当にごめんなさい!』



ふっ。


こんなことひとつも思ってないけどね。



奏「いいよ。全然。」


優良「ねぇ、美優ちゃんってさz…」



凱也「おーい。静かにしろ!今日は転校生連れてきた。入れ。」



翔がはいってきた。



女1「地味かよ〜。イケメンかと思って期待してたぁ。」



女2「それな〜。」




あいつ、お前らがキャーキャー言ってた翔だぞって言いたいよ。


ウィッグして、カラコンしただけでこんな変わるんだね。


凱也「自己紹介どーぞ。」



翔「陣 春樹です…よろしく…」



凱也「それだけか?」



翔から殺気が…



やめとけ。



よし、今だ!



『えっ!春樹じゃん、久しぶり!』


みんなびっくりしてる。


地味子が元気だから?




翔「えっ、美優?久しぶり!」



私たちの演技が始まるよ。




『隣の席来なよ!せんせぇーいいでしょ?』



上目遣いで言ったら顔が赤くなった。



凱也「(反則だろ)お、おう…」



ふっ、チョロすぎ笑


『やった〜!春樹こっちだよ!』


私は前に行って翔の手を引っ張って席に座らせた。


乖離たちの周りを通る時の目線がやばかった。


春樹を睨みすぎ。


凱也「まぁ、陣とは仲良くしろよ?」



私と翔は目を合わせた。



そしてウインクした。



私たちの合図。


これからの復讐。


成功させる。
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