きみだけに、この歌を歌うよ




「おはよーっ、九条くん!一緒に行かないっ?」



翌朝。

いつもより15分はやい7時20分に家を出た私は、九条くんが家から出てくる瞬間をずっと待っていた。



「おぉ……おはよー。なに?もしかして俺のこと待ってたとか?」



九条くんは家の前で私が待っていたことに、ちょっとビックリしているみたい。


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