きみだけに、この歌を歌うよ
九条くんのことが好き。
たった2日顔を合わせてないだけなのに、もう会いたくて仕方がない。
だけど……。
「九条くんのこと、好きなんだけどね……」
「愁くんのことも気になるんだよね?」
「うん……そうなの」
「そりゃあそうなるよねぇ。大好きだった元カレに、いきなりよりを戻そうなんて言われたらさぁ」
そう、そのとおり。
愁に告白をされたあの日から、私の頭はずっと混乱しっぱなしだ。