きみだけに、この歌を歌うよ




「うん、わかった!言わないよ」

「ぜったいだからな?」

「大丈夫だよぉ。私はお喋りじゃないから。約束はぜったいに守るタイプなの」

「ならよかったわ。マジで約束だからな」

「わかったよ」



深く頷いた。



「九条くん、おはよう!ねぇ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど〜…」



すると突然、わあっとクラスの女子が6人、九条くんの席を囲んだ。



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