蝶の羽ばたきで野原を守っちゃいます!
背に翅があるのだから飛べるかと思ったが、翅が動かせない。今まで無かったものをどうやって動かすのかが分からない。
足の骨がポッキリいきそうだ。
ん?
「虫って外骨格じゃなかったかな?」
呟きながら歩くことさらに一時間。
道が開けた。
いきなり溢れる光に目が眩む。
そして、目の前に広がったのは灰色をした凸凹の硬質な大地。
光で温まった地面が熱い。身体が焼けそうだ。
急いで雑草の下に避難する。
この地面を俺は知っている。最近までずっと身近にあったアレだろう。
◆
木陰で休憩していると、一瞬で大きな影が視界を埋め尽くした。
何かと思って空を見上げると、雀が迫ってて来ている。
雀と言えばちっちゃくてかわいい野鳥だが、今の俺には怪獣みたいなヤバいのに見える。
足の骨がポッキリいきそうだ。
ん?
「虫って外骨格じゃなかったかな?」
呟きながら歩くことさらに一時間。
道が開けた。
いきなり溢れる光に目が眩む。
そして、目の前に広がったのは灰色をした凸凹の硬質な大地。
光で温まった地面が熱い。身体が焼けそうだ。
急いで雑草の下に避難する。
この地面を俺は知っている。最近までずっと身近にあったアレだろう。
◆
木陰で休憩していると、一瞬で大きな影が視界を埋め尽くした。
何かと思って空を見上げると、雀が迫ってて来ている。
雀と言えばちっちゃくてかわいい野鳥だが、今の俺には怪獣みたいなヤバいのに見える。