計画的恋愛
「お兄ちゃん!?」

呼び止めるが、その後すぐに玄関が閉まる音が。


「丁度良かった。邪魔者消えた」

「お兄ちゃんを探してくる!」

お兄ちゃんを追い掛けようとしたら、暁君が私の手を掴んで引き止めた。


「壮亮だっていい大人なんだからほっときなよ」

「でも……」

「それより、ひよ」

「きゃっ!」

突然暁君が私の手を自分の方へと引っ張った。

私は暁君の腕の中へ。


「今日は朝から邪魔者が多すぎて、ひよと二人きりを味わってない」

そして甘い顔をした暁君が目の前に。


「えっ!」

近すぎる距離に心臓が反応し始めた次の瞬間、

「んっ!」

唇を奪われた。

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