計画的恋愛
「ひよりちゃん……本当にお兄と付き合うの?」

「え?うん」


すると明ちゃんが視線を下に向けて、

「……よくあの……人と付き……気になっ…ね」

低い声で何かをボソッと呟いた。


「え?何?」

明ちゃんが出した言葉が私の耳まで届かなくて私は聞き返す。


「何でもないよ、独り言。それより大学合格おめでとう。春から一緒の学校だね」

「ありがとう。わからない事があったらまた教えてね」

「勿論」

明ちゃんは笑顔で返した。


高校も同じだったので明ちゃんは色々教えてくれた。

兄妹だからかな。
面倒見が良い所が暁君に似てる。

相変わらず明ちゃんは優しいな。
本当のお姉さんにしたいくらい。

< 45 / 582 >

この作品をシェア

pagetop