計画的恋愛
「私達、今度こそ本当に誘拐されたみたい」

クリスティーナが手首に付けられた手錠を私に見せながら言った。

思わず私は自分の手首も確認してみると、手錠が付けられていた。


デジャヴ。


「……また、さっきの冗談の続きだったりしない……?」

「さっきは私を軽く突き飛ばしただけ。でも今度は気を失わせるくらいのパンチを入れられた。しかもDadにあれだけキレた後にまた同じ事をするとは思えない。マジでしょうね」

マイクもうんうんと相槌を打っている。


た、確かにそうかもしれない……。

だって今でもお腹が痛い。


「さっきと一緒で気付いたらこの部屋だったから。どっかの部屋に監禁された。鞄も携帯も何も無い」


クリスティーナの言葉を聞いて見渡してみると、また窓も無い部屋。
後は扉が二つ。
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