クールな部長は溺甘旦那様!?
そして週が明けて月曜日の朝。
疫病神に取り憑かれたのではないかと思うくらい、さらに最悪なことが私の身に起こった。
「な、ない……ない!」
嘘! どこ? えーっと、確かバッグに入れておいたんだけど……。
もう一度バッグの中身をひっくり返して確認してみる。
私の所属する営業部のオフィスに着き、社員証を首に下げようとしたらあるはずの社員証がないのだ。
私の社員証はクレジット機能がついているタイプのもので、状況によってはクレジット会社へ連絡しなければならない。そして再発行の手続きをして、上司に謝罪して、始末書も書かなければ……。
あぁ、どうしよう~!! 最悪!
今日は少し早めに出社してデータ処理だけやってしまおうと思っていたのに、社員証探しであっという間に始業時間である九時になってしまった。ブリーフィングのために営業部の社員がぞろぞろとオフィスに集まりだす。
疫病神に取り憑かれたのではないかと思うくらい、さらに最悪なことが私の身に起こった。
「な、ない……ない!」
嘘! どこ? えーっと、確かバッグに入れておいたんだけど……。
もう一度バッグの中身をひっくり返して確認してみる。
私の所属する営業部のオフィスに着き、社員証を首に下げようとしたらあるはずの社員証がないのだ。
私の社員証はクレジット機能がついているタイプのもので、状況によってはクレジット会社へ連絡しなければならない。そして再発行の手続きをして、上司に謝罪して、始末書も書かなければ……。
あぁ、どうしよう~!! 最悪!
今日は少し早めに出社してデータ処理だけやってしまおうと思っていたのに、社員証探しであっという間に始業時間である九時になってしまった。ブリーフィングのために営業部の社員がぞろぞろとオフィスに集まりだす。