私たちのstory
サイカイ

ドクターヘリ降板

私は里菜達の病室から医局に向かった



夏葵「こんにちはー」



悠「なっちゃん、やっほー」



この人は山本悠(yamamoto haruka)



私の2つ上の先輩



夏葵「悠先輩こんにちは」




悠「なっちゃんどうしたの?今日非番の日でしょ?スクラブも来てるし...」



んー、どうしよっかな



夏葵「龍希くんのお見舞いに来た時に担当患者が目を覚ましたので診察と御家族への説明をしてたんですよ」



そう言うと悠先輩は怪訝そうな顔をした



悠「せっかくの非番の日に...


怒ってもいいのよ?」



んー、龍希くんがいたら怒るんだろうけど龍希くんがいないんじゃどうせ家にいても暇なだけだし...



夏葵「いいんですよ。ほら、仕事してた方が龍希くんのこととか余計なこと考えなくて済むじゃないですか」



悠先輩は私を抱きしめてきた



ん?どうしたんだろ...



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