アーモンド~キミとの物語~

「アイツの欲しがりそうなもんか…」

うーん…と考える創汰
すると何か思い出したのかなにか呟いた

「ピアス…」

「「ピアス?」」

意外な答えに千咲と愛未は声を揃えて繰り返した

「オレ、ピアスしてるだろ?多分それに興味持ったんだよ」

ほら、という感じで片耳に付けてるピアスを見せる
千咲たちが通う高校はさほど校則が厳しくないので髪を染めようがピアスしようが大丈夫らしい
指定の制服もワイシャツが白と水色とあるが何かしらの行事以外は指定は無しと言う

「中学でピアスはちょっとね…」

「イヤリングならどうかな?遊びにいくときくらいなら大丈夫だろうしオシャレにも興味持つ年頃だもん」

「イヤリングか…。それならオレもいいと思う」

みんなの意見が一致したことで雑貨屋に向かう
さすが創汰は入りにくいという理由で外でまってもらい二人のセンスで選ぶ

「これなんてどうかな?乙葉ちゃん、星とか好きだと思うし」

「ん、いいと思う。じゃ、これにしよ」

会計を済ませると買ったものを創汰に渡し「乙葉ちゃんによろしく」と伝え三人は解散したのだった

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