アーモンド~キミとの物語~


「ねぇ、ちぃちゃん」

「ん?」

「今日、さぁちゃんは?」

「お姉ちゃん今日はお仕事なんだってさ。昨日は来てたよ」

「久しぶりにさぁちゃんに会いたかったのにな」

ぷぅ、と頬を膨らます乙葉
"さぁちゃん"とは咲良のことだ
千咲のとこは"ちぃちゃん"と呼んでいる

自分より歳上なため呼び方をどうしたらいいと思っている時にその呼び方で良いと言われ、それ以来そう呼んでいる

遥斗に「あ、私には姉がいるのよ」と説明する

「ところで、どこ行く?ここ飲食店ブースだからいろいろあるけど」

「お兄ちゃん、私たこ焼き食べたい!」

「はいはい。なら、一緒に買いに行くか。ちぃと高坂は?」

乙葉と一緒に買いに行くとついでに二人の分も買うと言い出す
遥斗はお好み焼きが食べたいと言い出す

「私も行くから一緒に買いに行きましょ」

「そうッスね」

「私の分までごめんね、宇佐美くん」

「いや、良いって」

「さ、買いに行こっか」

楽しそうに買い出しに行く、千咲、ほのか、愛未、創汰、乙葉
そんな5人の姿にクスッと微笑む秋斗に遥斗が声を掛ける」

「……ねぇ」

「ん?」

「オレ気付いちゃったんだけど…秋兄の好きな人ってあの人?」

「……まぁな。みんなには内緒な?」

「もちろん」

秋斗と遥斗の男だけの秘密の会話
秋斗の好きな人とは……本人が気持ちに気付くのはまだまだ先の話になるだろ

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