アーモンド~キミとの物語~

(秋斗先輩だ…。冬休みに入ってからずっと会いたかった人…)

隣に秋斗がいることを実感した千咲は再び安堵をつく
一方の秋斗と千咲をずっと心配させていたことを申し訳なさそうにしているのと元気だったことに安堵をしている

「千咲ちゃん、ずっとメッセージ返せなくてごめんね。ちょっと忙しくてさ…」

「あ、いいの!秋斗先輩が忙しいんだろって思ってたのにたくさん送ちゃった私が悪いし…」

「ふはっ…ははっ!」

「え?」

突然笑う秋斗に千咲はキョトンとする

「相変わらず謙虚だね、千咲ちゃんは。ほのかからも返事返してやれって叱られたんだ。むしろ嬉しいよ」

そう言ってポンポンと頭を撫でる
心配してくれるくらいたくさんメッセージ送ってくれたのに自分が悪いと遠慮する姿は出会ったときから変わらないと思った

そんな姿がなぜか愛おしいと感じていた

「あの、秋斗先輩」

「ん?」

やっぱり聞かれるよな。と思っていた
今まで、どこで、なにをしていたか…を

秋斗は気をきかせないないように冷静にした
別に話せないことではないが周りを巻き込むことはしたくないった

「おかえりなさい」

「……た、ただいま」

そう思っていたのに飛んできた言葉が180度違っていた

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