アーモンド~キミとの物語~


素っ頓狂したような顔をする創汰に愛未は「素直じゃないなー」とからかいながら言う
お店のを通すぎる時に千咲が接客する姿は見かけるが実際間近で見るのは初めてだ

「たまにはお客さんとして来てあげたら?」

「……咲良姉もバイトしてた時は来てたよ」

水を一口を飲みながら言うとワンテンポ遅れて愛未が驚きながら言う

「えっ、咲良さんここでバイトしてたの!?」

「知らなかったのか?元は咲良姉がバイトしててアイツが去年の夏にバイト始めたいって言い出した時に進めたらしいんだよ」

「知らなかった…」

千咲がうんぬんよりも咲良の元バイト先だと言うことすら初耳の愛未
「ま、咲良姉も忙しい人だからな」としれっと言う創汰

しばらくすると「お待たせしました」と声が掛かり二人の注文したものが運ばれてくる

しかし料理を運んで来たのは千咲ではなく秋斗だ

「……秋斗先輩!?」

「……なんでここに?」

秋斗は二人を見てすぐに創汰と愛未だと気付くとびっくりしていた

「……!あれ?二人は…」

3人が驚いていると後ろから千咲もやって来て状況が追いつけず「どうしたの?」と言ってくる



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