アーモンド~キミとの物語~


咲良からプレゼントを持って自室へいく
机にはそれぞれからもらったプレゼントが上がっている

「創汰からは……あ、可愛い!」

創汰からの誕生日プレゼントはハートの形をしたペンダントだ
小さな手紙付きでそこには「誕生日おめでとう」と一言書いてある

たった一言だけだが創汰らしい

次は愛未からもらったプレゼントを開ける

「可愛いマニュキュアだ…。これ、この間行った雑貨屋に行ったときのやつかな?」

愛未からはラメの入ったピンクのマニュキュアだ
千咲と二人よく行く雑貨屋さんで見つけたものらしい

愛未からのプレゼントにも小さな手紙付きで「誕生日おめでと!千咲な似合うと思って買ったから次遊んだ時に塗って見せてね✩」と可愛い丸文字で書いてあった

次はほのかからもらったプレゼントを開ける

「これって…香水?あ、なんかいい匂い。柑橘系かな?」

ほのかからのプレゼントは柑橘系の香水だ
シュッと一回プッシュしてみるとオレンジやレモンなどの柑橘系の匂いがしている

最後は秋斗からのプレゼントを開けると……

「え、これ…」

そのプレゼントを見た千咲は驚いた
それは以前バイト終わったあとに見ていたお店に置いてあった羽の形をした髪留めだった

「……先輩覚えててくれたんだ。ありがとうございます」


千咲は髪留めを優しくぎゅっとする
この日千咲にとってはすごく良い誕生日になったに間違いないことだろう


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