TOO MUCH PAIN
アパートの部屋について私が先に上がると、エイジはもたつきながらエンジニアのブーツを脱いでいた。

そして顔を上げた彼の唇に、この前のようにキスをする…

「Sexしにきたんでしょう?」

笑って当たり前のようにそう聞くと、エイジは耳まで真っ赤になりながら小さく頷いた。


「今日はちゃんとするから…」

何をどうちゃんとするのかわからなかったけれど、エイジも必死にキスを返してくれる。


彼の下の方に手をまさぐると、もう興奮しているのがすぐにわかって可愛らしい。

彼の手も、私の身体のラインを探って、素肌を探しているようだった。

そのまま彼のベルトを解いてあげる。


「ねえ、もう入れて…」

耳元でそう呟くと、びっくりしたように私の顔を見ている。


「えっ?だってまだ痛いでしょう?」

そんな風に言ってくれたけど、彼の指が私の大事なところに触れると、いつのまにか私の身体の準備も整っていて我ながらびっくりした。

まだ出会ってまもない少年に、何でこんなに私も興奮しているんだろう?
やっぱり鉄さんに似ているからかしら?


エイジは慌ててポケットから何かを取り出すと、必死にギザギザのパッケージを開けている。

「別にいいっていったじゃない。」

私はおかしくなってその様子を見ていたけど、彼は真剣だった。


「やっぱりさ、そういうのはちゃんとしたいんだよ。」

「でもきっと、つけたら気持ちよくないよ?」

そう教えてあげてもそれでもいいって言う。


「リンダが気持ち良ければいいよ…」



私のお腹の下の方が、今まで感じたことの無いくらい、きゅんと波打っているのがわかった。




玄関のすぐ横の壁に押し付けられて、私は片足をあげながら彼を受け入れていた。

やっぱりまだ不馴れな感じではあったけれども、この前より深くインサートされていくのがわかる。

その動きが早くなる度に、彼の容量も増えているように感じで、まるで私のお腹の中がエイジがいっぱいに満たされていくように感じた。


ああ私はこの子が好きだなと、心から思う。

思わず言葉にしそうになるのをグッとこらえながら。



「どこが気持ちいい?」

そんなことを聞いてくるので、思わず彼の右手をとって、その手を感じるところに導く…


それだけで何が欲しいか理解してくれて、ちょうどいいところにピンポイントに指が動いていく…

すると身体中が痙攣し、どこかに落ちていくような気持ちになって、私はエイジの体にきつくしがみついていた。


そう、私は初めてイクという気持ちを知ったんだ。





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