ずっと俺がそばで守るから…
最終章

プロポーズ

***




あれから三年後。わたしと優也は大学二年生




優也とわたしは一応同じ学校ではあるけど、クラスが違うからあまり会わない。




それに、お互い学校とバイトで忙しい上に、お互い男子寮と女子寮に分かれているため、最近はメールか電話のやり取りが多かった。




そんなある日、優也から「未来、今日空いてる?」という連絡がきたのだ




今日は、バイトのシフトが入ってないから「大丈夫だよ!」と返事すると「じゃあ、女子寮出たところで待ってて」と返事がきた




しばらく下で待っていると、優也の車がこっちにきた




「未来、乗って?」




わたしは優也に言われた通りに座った。前は助手席か、後部座席か悩んで、後部座席に座ろうとしたら、「なんで隣こねーの?」と軽く怒られたっけ?




今では、当たり前のように助手席に座れることがなんだか嬉しい
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